地鎮祭。

先日、M様邸の地鎮祭を無事終えました。M様は、弊社に「家造り」を依頼して下さって約2年間、ずっと一緒に土地を探して来ました。その間にも弊社から、いくつかの土地を提案させていただきましたが、子供さん達の事を一番に考えられて、小学校を転校させたくない、お友達と別れさせたくないと言うお気持ちで条件の合う土地が出てくるのを待っていらっしゃいました。そして、今回M様の頑張りで子供さん達にとってもご家族にとっても、最高の土地に巡り合う事が出来ました。

本日は、その土地でご家族5人での家造りの第一歩、「地鎮祭」を行いました。祭の途中、地面を湿らせる程度の雨が少し降って、そしてその後、気持ちのいい風が吹き、祭りが終わるころには、太陽も出て日差しを浴びることが出来ました。昔からの言葉にあるように、「雨降って地、固まる」雨が降ることは決して悪いことではありません。土地を固める水をもらって、その後、いろんなものを振り払ってくれる「お祓いの風」が吹き、最後に太陽の光を浴びることが出来た最高の地鎮祭になりました。

この土地に立派な住まいを完成させることを改めて誓った日となりました。

 

地盤調査。

今回は、地盤調査の様子です。

先日、行った地縄(配置を現した紐)に合わせて、土地の地盤調査を行いました。スウェーデン式サウンディング試験+SDS試験により地盤の長期許容応力度を測定し基礎の設計地耐力との兼ね合いで、基礎と地盤補強の必要があるかどうかを判断されます。

SWS試験が建物の四隅、計4ヶ所、SDS試験が建物の真ん中の1ヶ所での測定です。調査後、2日ほどで地盤解析の結果が届きます。

今回のお客様の土地の地盤解析の結果は、戸建住宅の地盤として安定した地盤であり直接基礎による対応が可能とのことでした。

この結果次第では、地盤改良工事が発生してしまい、「家造り」の予算組に大きく影響してしまいます。良い結果が出て、本当に良かったです。これにより、基礎工事へと着手に向けて段取りを組んで行きます。

 

地縄張り。

今回は、自分達は、「地縄はり」といいますが、建物の配置を実際に建築する土地の上に紐を貼って配置を出す作業の様子です。

この配置をもとに、地盤調査を行ったり地鎮祭を取り行ったりします。お施主様には、その紐で表してある建物の配置を見て、建物の向きであったり隣地からの距離を判断していただきます。立体ではないのでお施主様には、難しいのですが、想像をしていただいて判断をしてもらいます。

この草刈り、地縄はりの作業が自分たちが家造りをお手伝いさせていただく工事としての最初の作業になるかと思います。