住まいの点検(2年目)

本日は、2年前に工事をさせていただいたお客様のお住まいに点検に伺わさせていただきました。

点検の内容としましては、内装の状態、建具等の開閉、床下・小屋裏の状況、外壁・屋根の状態、樋、排水の状況など、一折り点検をさせていただきました。

今回のお住まいでは、少し調整等必要な個所がありましたが、大きくお客様にご迷惑をおかけしている個所はなく、ホットしました。

このアフターメンテナンスというものは、建物を造る仕事をしていく上でとても大切な事になります。ただ工事をして住まいを完成させて終わりではなく、その住まいがいかに良い状態で、出来るだけ長くお客様と供に、時間を重ねていくことが出来るように、知識をもった自分達が見ることによってお手伝い出来る事もたくさんあるからです。

また、自分達にとっても、必要な時間です。家という物が年月と供に、どう変化していくのか、自分の目で見て、確かめる事ができます。無垢材の色の変化、乾燥の具合、それぞれの材料の状態、またそれぞれの個所の施工後の状態等、点検をする事によって、そのすべてが自分達の知識や経験にプラスされ、今後の家造りに生かされていきます。

点検後は、お客様と楽しいお話の時間を過ごさせてもらって無事、点検を終えました。天気を心配していましたが、梅雨の合間で雨も止んで外周りの点検・メンテナンスもする事が出来て、何よりでした。

そして、最後にこうして点検をして、いろいろな知識や経験をすることが出来るのも、お客様が工事を依頼してくださったおかげです。

 

       感謝致します。

 

  また、3年後に、お伺いします。

 

                          緑 義文